
和紗/シンガーソングライター
1989年(平成元年)京都市生まれ。幼少期よりドラムをプレイする日本人の父と長唄や三味線を演ずる母の影響で、歌や音楽に親しむ。2006年より作詞・作曲活動とバンド活動を始める。2007年にソニーミュージックに応募したデモテープが本選に進めず埋もれていた箱の中から見出され、中島美嘉やCHEMISTRYなどの楽曲を手がけた川口大輔氏の目に留まり、音楽的交流や共作がスタート。2008年には島村楽器主催のオーディション「HOTLINE2008」で全国2500組の中でグランプリを獲得した。インディーズ時代はストリートライブで多くの人の足を止める“トラフィック・ストッパー”として名を馳せる。2009年7月1日、10代最後の日に先行配信楽曲「アイタクテ」でメジャーデビューを果たす。11月18日には同曲を新たに歌い、アレンジした「アイタクテ ~winter tears~」を配信した。
1989年(平成元年)京都市生まれ。幼少期よりドラムをプレイする日本人の父と長唄や三味線を演ずる母の影響で、歌や音楽に親しむ。2006年より作詞・作曲活動とバンド活動を始める。2007年にソニーミュージックに応募したデモテープが本選に進めず埋もれていた箱の中から見出され、中島美嘉やCHEMISTRYなどの楽曲を手がけた川口大輔氏の目に留まり、音楽的交流や共作がスタート。2008年には島村楽器主催のオーディション「HOTLINE2008」で全国2500組の中でグランプリを獲得した。インディーズ時代はストリートライブで多くの人の足を止める“トラフィック・ストッパー”として名を馳せる。2009年7月1日、10代最後の日に先行配信楽曲「アイタクテ」でメジャーデビューを果たす。11月18日には同曲を新たに歌い、アレンジした「アイタクテ ~winter tears~」を配信した。
京都は私にとって、とても恋しく愛しい場所だ。今年(2009年)の9月にCOCON烏丸からも程近い烏丸御池の新風館で1000人が集まってくれたライブがあったのだが、お客さんやスタッフの皆さんと共に作り出された心地良い空気の中、自分の原点はこの地にあるのだと改めて感じられた。
私が歌手を目指したのは高校1年生のときだった。友達から「歌手を目指すのであれば、とりあえず行ってみたら?」と紹介され、京都市内のコミュニティセンターに通うようになった。まだ歌手を目指したばかりの私だったが、センターの方は気軽にスタジオを貸してくださり、楽器まで教えていただいた。同じ夢を目指す友達との出逢いも増え、通うごとに歌や音楽への想いは強くなり、本気で歌手になろうと考えるようになった。まさに「歌手としての私を生み、育ててくれた」のが、市内のコミュニティーセンターだったのだ。当時お世話になったセンターの方は私にとっての特別な「恩師」と呼ぶべき存在で、オーディション(島村楽器主催)のときには育ててくださった恩返しとして、優勝という結果を“努力と感謝の結晶”として是非プレゼントしたかった。結果を報告した際に「ありがとう」と答えていただいたときは、言葉にできない感動、そして改めて感謝してもし尽くせない気持ちになった。
歌や音楽は、人と人との温かい“つながり”だと思う。もともと人前で歌うのが好きであったが、ライブなどで自分の歌でお客さんが涙を流している姿などを見ると、ただ「自分の歌を聴いてほしい」という気持ちだけで歌があるわけではない、と思うようになっていった。私と聴いてくれる人がつながっていて音楽が成り立っていると思うのだ。歌詞やメロディを作るときも、身近な友達の未来や恋に対する気持ちを自分の気持ちや経験と照らし合わせていることがよくある。それは、私と友達がつながっているからこそ生まれてくるものだ。これからも、つながっている人とのつながる想いによって、日々私も歌も影響され、変わっていくのだと思う。
また歌や音楽は、“魔法”のようなものでもあると思う。聴く人を様々な別世界へ連れていってくれる、とても不思議なもの。私の歌手としての理想は、お客さんが歌を聴いている間だけでも日常や時間をフッと忘れ、聴いた後にほんの少しでも何かに踏み出すきっかけとなり、溢れる気持ちを自然にすっきりとさせるきっかけとなる存在になることだ。
今年、メジャーデビューしてから色々な場所を訪れるようになった。そこで初めて、京都という場所は時間の流れが他の場所と違うように感じられた。ゆったりと、ゆるやかに時間が流れている。歌詞を作るときなど集中したいときは、落ち着いた環境の方が良い。家の近くのカフェに行ったり、烏丸通沿いのお店に行ったりしている。COCON烏丸は、大人な雰囲気があり、しっとりと落ち着ける場所だと感じていた。これまで大勢で騒いで遊ぶというよりも、映画や食事など友達2、3人で来ることが多かった。これからは1人でも、また来たいと思う。
