京都dddギャラリーで、第240回企画展がスタートしました！ 本展は、浮世絵にはじまり、現在はデジタルテクノロジーを取り入れた進化を続ける“版画大国”日本と、1970年代以降、世界の現代版画において存在感を放ってきたカナダ、2国のアーティスト16名による交流展です。

彼らはいずれも、現代版画の多様性と成熟を共有し、かつ創作の前提としつつも、安住を好まず変革を継続する、野心的なアーティストたち。技法や形式によって領域を確定することが無意味とも思える現代の美術状況の中で、今あえて版画にこだわることによって生み出される表現の質とは何か？ 出品者16通りのアプローチにご期待ください。

2月12日（月・祝）は、シンポジウム「カナダ・日本 現代版画ドキュメント―制作の現場から」を開催します！ 詳細は公式サイトをご覧ください。

出品作家

前期

デレク・ベサント／アレクサンドラ・ヘイセカー／ウォルター・ジュール／ウィリアム・ラング／金 光男／清野 耕一／高橋 耕平／吉岡 俊直

後期

ショーン・コーフィールド／ルネ・デロウィン／リズ・イングラム／トレイシー・テンプルトン／加納 俊輔／木村 秀樹／大﨑 のぶゆき／大島 成己

• 会期：[前期] 2024年1月17日(水)～2月12日(月・祝) 、[後期] 2024年2月17日(土)～3月17日(日)
• 開館時間：11:00 -19:00、土日祝は18:00 まで
• 休廊：月曜（2月12日を除く）、2月13日(火)～2月16日(金) (展示替え)、2月20日（火）(COCON KARASUMA休館日)

主催

MIRROR/MIRROR展 実行委員会、公益財団法人DNP文化振興財団

後援

カナダ大使館