京都dddギャラリー第238 回企画展
「ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み  」                        

アメリカでもっとも愛された芸術家の一人、ソール・スタインバーグ（1914-1999）の逝去から24年。シニカルでウィットに富んだ彼のクリエーションは日本でもおなじみですが、今もっとも再発見、再評価を必要としている芸術家です。本展は「ギンザ・グラフィック・ギャラリー（ggg）」で開催された、スタインバーグの日本初の大々的な個展を巡回する展覧会。ソール・スタインバーグ財団より寄贈いただいたポスター、リトグラフ、エッチングなどの貴重な作品をはじめ、ドローイングを中心とした代表作の複製作品を含む、合計約170点の作品を一堂にご覧いただきます。

本展の監修を手がけたアーティスト矢萩喜從郎氏いわく、「スタインバーグのドローイングを見せられたほとんどの人が、有り得るはずがない情景、と最初笑って反応したとしても、すぐに戸惑い、思考が停止し、宙吊りにされてしまう」とのこと。ぜひこの感覚を、会場の作品に直接対面して、ご体験ください！ 入場無料です。

• 会期：2023 年 8月 9 日(水)〜10 月 15 日(日)
• 開館時間：11:00 -19:00、土日祝は 18:00 まで
• 休廊：月曜（祝日・振替休日の場合はその翌日）、祝日の翌日（土日にあたる場合は開館）、9月12日（火）※休館日のため

主催

公益財団法人 DNP 文化振興財団