7月22日(木)新エリアオープンのお知らせ
2021年7月22日(木)
新エリアがオープン
― 17年ぶりのリノベーション -
おかげさまで、今年COCON KARASUMAは開業より17年目を迎えております。
令和へと時代が移り、新型コロナウイルス感染症の影響で、何かと暗い話題ばかりが耳に入る昨今ですが、新たな日常をより快適に過ごせる複合施設として、館内各所のリニューアル工事を実施してまいりました。
このたび、アトリウムスペース(1階・2階)のリニューアル工事が完了し、7月22日(木)にオープンが決まりましたのでお知らせいたします。
皆様のお越しをお待ちしております。
新エリアのご紹介
『WOOD-CLOUD』を施したテラス
ガラス製のファサードの一部に孔をあけ、雲をイメージしたウッドパネル『WOOD-CLOUD』を施すことで新旧のデザインをインテグレートする烏丸通に面した開放的なテラスを創出しました。通りから中のアクティビティが感じられる開かれた新しいCOCON KARASUMAの核となるスペースです。
1階と2階をつなぐ木の階段
屋内には木の板が重なってランドスケープのようにダイナミックな表情をみせる階段を新設しました。
重なった木の板の一部は、ベンチの機能を兼ね、 1 階のパンのセレクトショップ「 KYOTO 1er BAKERY with cuisine 」と共に、通路だった場所に新たな賑わいが生まれます。
(1階の新店舗については後日お知らせいたします)
イベントスペース
2階は展示会やポップアップショップなどの多彩なイベントを開催できるスペースとなります。烏丸通側に作られた半屋外のデッキスペースと、大型引き戸を開け放つ事で内外一体となった使い方も可能です。
(イベントについては後日お知らせいたします)
意匠監修は隈研吾氏
設計・デザインは、17年前の開業時のリノベーションと同じ、世界的に活躍する建築家の隈研吾氏が手掛けました。
隈研吾氏プロフィール
1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。
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